台風

ずっと雨が降りしきりだ。
傘の骨がぐにゃぐにゃ曲がってまるで用を成さなくなる。
こりゃぁ大変。
きっと暴風域に入ったらどこにも出られなくなる。
長い自宅待機時間をどう過ごそうか思案する。
途中もしかして長時間の停電もあるかもしれないけど、そうなったらその時はその時。
ということでDVDとCDでも借りようと思ってレンタルショップへ。
行ってみたはいいが、取り立てて意欲をそそるようなものがない。
CDの方をチェックしてみるけど、今聴きたいと思うCDやアーティストは皆無。
池田亮司やら、カールステン・ニコライやら、あるわきゃないか。
そんなわけで収穫ないままコンビニで漫画を軽く立ち読みしてからそばを買って喰らう。
 
そう言えば昨夜は久しぶりにJ-Waveで2ヶ月に1度やってる教授のラジオ番組を聴いた。
2ヶ月に一回しかやらないので、欠かさず聴いたとしても久しぶりということになるのだが、ボクは欠かさず聴いているわけではないので本当に久しぶりに聴いた。
もう20年以上も前から、彼のラジオ番組では必ずやっている聴視者からのデモテープ(今ではCDRやMDが主体だろうが)オーディションは相変わらずやっている。
長年の間にはプロデビューした人ももう結構いるはずだ。
ボクなんかはそういう人たちのことをただ指をくわえて羨むばかりという筋金入りの情けなさを遺憾なく発揮しているのだ。
そのうち送ってみようかななんて思っているうちにきっと番組が終わる。
普段はあまり聴かないのだけど、番組のサイトだけはチェックしている。
そこではそのオーディションのオンエア作品が試聴できる(音楽に限らずなんでもオッケーなのだが)ので、う〜〜〜んとかほっぉ〜〜〜〜とか言いながら、楽しく聴かせてもらっている。
世の中たまに凄い人がいて驚くことがあるのがまた楽しかったりする。
その中でも唄と言葉の両方がいい人となると極端に少なくなる。
改めて唄っていうのは難しいものなのだと思った。