ナチュラル・リアリティ

宿の周りをブラブラ散歩してたら、かつてちょっと拘わりのあった人とバッタリ。
こんなところにいるはずのない人だったのでちょっと驚いて若干うろたえてしまった。
もうちょっと気の利いたことは言えなかったかと後で思うものの後悔先に立たずって奴。
何でこんなところで会っちゃうんだよと思いつつも、会っちゃったものは仕方ないものな。
はぁ。日本は狭いもんだなぁ。
 
さて、気を取り直して、と。
人っていうのは何かと自分をよく見せようとしたがるもの。
だけどもいつだって等身大、自然体の自分でいられる人ってなんかいい。
凡人ってのは自分の凄さを何かとアピールしたがるものだけど、自然体の人って特に自分を強く主張しなくても滲み出るものがある。
そういう意味でナチュラルじゃない人ってどこか嘘がある。
ナチュラルな人っていうのはその点嘘がない分、凄くその人の核っていうかリアリティが伝わってくる。
ダメなところとかあってもいいじゃない。
どうせ誰にだってあるんだから。
そういうところもあるけど、闘ってるんですよっていうのを自然体で出せる人っていうのがかっこいい。
その域に達したいなぁ、ボクも。