本日のBGM

「てん、」

「てん、」

ほぼ、ベース、ドラム、ピアノというメンバー各自の本来の担当楽器のみで構成されたクラムボンの骨格丸出しの楽曲の数々。
シンプルなわりに分厚く感じるし、意外とロックしてたりするんだなぁ、これが。
何だか妙に気持ちいいです。
以前のようなかわいらしい寓話的なサウンドは消え失せてますが、その分骨太でボクはいいと思います。
M3「拍手」はなんだかワールドな感じがして、昔のペンギン・カフェ・オーケストラなんかを思い出してしまいました。
どことなく。
何曲かでドラムは、きっとエレクトリックドラムを生で叩いてサンプリング音源を鳴らしているのじゃないかなぁ。
M4「インパクト」のエレピはかっこいいっす。
途中でエレピがオルガンに、ベースもシンセベースに変わるのですが、それもかっこいいし。
あ、M7「アンセム」も凄く好きです。
なんかね、このアルバムはくるりにも通じるものをボクは感じるんですけどね。
なんとなく。
う〜ん、気に入ったなぁ、このアルバムも。
大胆に切り捨てるところを思いっきりバッサリいっちゃってるところが、シンプルでいさぎいいよね。うむ。○。