RESCUE

う〜む。
やっぱりYMOの音がする。
「TECHNODON」よりも「BGM」や「TECHNODELIC」を継承した音という印象はテレビで初めてちらっと聞いたときと変わらず。
くぐもったコードの響き、エスニックな要素、エネルギーを秘めつつクールに反復されるミニマルなフレーズ。
う〜ん、やっぱりこれよね。
これはSketch ShowでもHASでもない、”あの3人”の仕業に違いない。
クレジットに目をやると、Music: HARUOMI HOSONO RYUICHI SAKAMOTO and YUKIHIRO TAKAHASHIという並び。
思わず軽く驚いたりなんかして。
この並びは何だか新鮮だな。
Rydeenの方はほとんど聴く気にならないんだけども。
まぁ、小中学生の頃みたいに興奮してのめり込むほどではないんだけど、でも何かこの先に待っているような期待は感じさせてくれる音なのです。
歌詞もいつになく前向き。
そう言えばどこかのブログで「RESCUE」の歌詞を「以心電信」比較していたのを見かけたなぁ。
「以心電信」は自分で幸せになれと言っていたけど、「RESCUE」ではボクが隣にいるよと歌っていると。
なるほどね、面白い比較だなぁと思いました。
今は突出した個性が引っ張っていくというより、何でも共有化を進めていこうという時代だし。
それが良いのか悪いのかは分からないけど、そういう時代ではあるな。

RESCUE/RYDEEN 79/07

RESCUE/RYDEEN 79/07