説教師

何かと人に説教をたれる人間というのが存在します。
それも意外としょうもないことを、どうだ凄いだろ、おまえはこんなこと知らないだろうやってないだろうどうせ、みたいな態度で延々と説教してくる人がいる。
相当バカにされてるなぁと思いつつも、仰るとおりそんなことも知りませんでしたという顔をして聞きます。
たとえ自分にとっては超基本的なことで逆に教えてあげてもいいくらいだと思うようなことでも。
これは逆に意地が悪いことなのかも知れないけれど、でもたとえ知っていることでも注意深く聞くと何か新しい情報だったり見方だったりが含まれていることがあるので、結局は自分のためになると思うから。
その代わり陰で人知れず相当ブツブツ文句を言いますけどもw
同様に、お年寄りは同じことを何度も話しますが、ボクはその都度初めて聞いたときと同じ態度で聞くことにしています。
その話はもう何度も聞きましたというようなリアクションを極力しないように気をつけています。
同じ話も自分の気分が違えば違う印象で聞ける(と思うことにしている)し。
世代の近い人や若い人に対しては、そんなことしてると逆に失礼なことも多いのでまた違いますが。


そんなボクも、説教好き、説明好きの典型的な中年オヤジの道を突き進んでいると感じることがしばしばで、自分でハッと気づいて恥ずかしい気持ちになるのです。
説教臭さはかなり修正できたのですが、知ってることについてはついつい必要以上に説明してしまったりなんかするんですよねぇ。
やだなぁ。
ま、幸いにして世の中知らないことだらけなんですけど。