本日のBGM

Antonio Carlos Jobim's Finest Hour

Antonio Carlos Jobim's Finest Hour

本日はボサ・ノバの創始者アントニオ・カルロス・ジョビンの作品。
フランスの近代音楽の流れを汲むボッサならではの洗練されたコードワークは、この人の存在をなくしてはありえなかっただろう。
異なる文化の音楽が出会い、複雑に絡み合い、そして混沌の中で新しい音楽が生まれていく。
ボサ・ノバはそのひとつの究極的な姿かもしれない。
それにしてもジョアン・ジルベルトのギターと唄はすばらしい。
やはりこの人なくしても現代のボサ・ノバはありえなかっただろう。
定番的なアルバムだけど、ジョビンとジルベルトを贅沢に堪能できる一枚だ。