こうなるべくしてなったのか……。

先日「やまなし」を読んだら、なんか自分の子どもの頃を色々思い出してしまいました。
ボクは基本的に人と同じでありたいという願望が比較的少ない人間だと思うんですが、幼稚園児にしてその芽がすでに出ていた模様。
たぶん入園式でのことですが、「みんな疲れるから座りましょうね」なんて言われたんだと思うんです。
頭の悪いボクは、「疲れるから座る」というのをストレートにとってしまったようです。
内心「なんだ、そんな気を使わなくていいのに」と思って、「疲れてないから座らなくていい」と言ってたった独り、ずっと立ったまま通したのでした。
今思うと空気の読めないホントに痛い子だなぁ……。
それと、3〜5歳の子ってかわいい格好をしてるじゃないですか。
もちろん、親の意思なんですけど。
ボクは自分がかわいいにカテゴライズされるのが嫌で、かっこいいカテゴリーを目指していた(笑)んですね。
でも親としては当然かわいい格好をさせようとするわけですよ。
たとえばオーバーオール。
これはボクの中ではかわいいというカテゴリー。
ジーパンってもんは腰で穿くもんだぜ、と言ったかどうか知りませんが、親に無理言って改造させて普通のジーンズにしてもらって穿いてました。
なんて小難しいガキなんでしょう。
他にもこういう感じの刺繍をここにこう入れてくれとか、とても就学前のガキンチョとは思えぬ拘りで無理難題を言ってたような記憶が……。
あ、刺繍って言っても別に登り龍とかそういうのじゃなくて(笑)、ボクの中ではかっこいいカテゴリーだった科特隊MATロゴマークとかそういうのですけどね。
その辺はやっぱり子ども。
まったく親は大変だったろうなぁ。
でもいまだにスーツの袖口は本切羽じゃなきゃやだとか言ってるし、本質的に変わってないかなぁ。
他にも自由奔放で人目を気にしなさ過ぎるもんだから、お隣さん(当時の大家さんだった)ちに上がりこんでは床の間をステージにして歌って踊ってワンマンライブとか。
バスの中で乗客相手にオリジナルのギャグを披露したり(その辺は記憶にないのですが)とか、もうむちゃくちゃで話を聞いて顔から火が出そうです。
以前、YMOのせいでバカになったと書きましたが、訂正します。
元々バカでした。……(;´д`)トホホ