学習とセッション

ヲノサトルさんの「甘い作曲講座」引き続き読んでます。
大方の理論書では、本当に基礎から説明されていて、それが返って話をややこしくしているのですが、この本はそこが知りたかったんだよなぁというポイントを非常に分かりやすく解説してあって、好感触。
でも書かれてあることのほとんどは、なんだかキーボードいじって色々と音を出しているうちに何となく自分で気づいてたことばかり。
ただ理屈とか正しい正しくないとかを分からずにやってたことを、明確に小技として知ることができたのでよかったです。
たとえばモードに関する解説の部分で扱われていたドビュッシー全音階とか。
これ、自分で何となくこの音階使うと浮遊感が出るなぁと思ってやってたことでした。
そういう風に明確な思考に基づいていたわけではないけど、ここを黒鍵にするとなんか好きなメロディができやすいなぁって感じで。
あとはmaj7コードやsus4の分数コードの平行移動とかも同様。
この腐った耳も割とアテになるなぁと思ってみたりして。
 
さて、今日スタジオで初セッションしてきましたよ。
一番若いギタリストが体調不良で欠席したのでベースとドラムのオヤジ二人によるセッションとなりました。
ベーシストは16ビートのスラップベースを多用してくる今風ジャズでしたので、ボクもつきあってベードラを細かく刻んでみようと思ったのですが、何分元来8ビートが基本のポップスドラマーの出ですから、無理でした。(;´Д`)
そんなわけで頑固な8ビートをひたすら刻み続けたのでした。
でもズリズリとゴーストノートを入れてノリを出してみました。微妙なハネ具合で。
ま、単純にスポーツの後のようなスカッとした爽快感で気持ちよかったです。
ただ、久し振りに叩いたもんでオープンリムショットが上手く決まらないことがたまにありました。(汗)
 
2時間スタジオ借りて、終盤の30分ぐらいは結構乗ってきていい感じでしたよ。
島村楽器店のスタジオなんですが、会員だと2名までならなんと1時間500円で借りられるという特典付き。
今日は偶然2人だけになっちゃったので、2時間でたった1000円。
割り勘で一人頭500円ですよ。
ボクが学生時代に使ってたスタジオなんて狭くて小汚いし、ろくなアンプは入ってなかったけど、今日のスタジオは広くてきれいで臭くないし、いいアンプは入ってるし、おまけに安いし、すっかり気に入っちゃいました。
一人で使っても1時間500円ですから、今度個人練習で使ってみようかなと思います。