東京シャイネス@福岡西南学院大学

東京シャイネス

さて、東京シャイネス公演の夢見るようなひとときから覚めて、本日からワタクシは日常に引き戻されておるのですが、くりたぬきさん、今日必ず発送すると自分で言ったくせに、今日も発送できませんでした。(汗)
午前中急用が入ってその後、またバタバタしちゃって。
申し訳ないです。
怒ったりされる方ではないと存じますが、明日こそあなた。
お詫びに(というか返って恨まれるかしら……笑)、金曜日に福岡の西南学院大学で行われた、細野晴臣と東京シャイネスの最終公演の模様を。
まずメンバー紹介しますと。

このメンバーが最高でしたね。
ホント細野さんの歌を盛り立てる素晴らしいアレンジとプレイ。いやぁ、よかった。
メンバーはそれぞれスーツに身を包んでいました。
細野さんはサイドベンツのネイビージャケットに、確か白いヘンリーネックのTシャツに、細身でシルエットの美しいベイジュっぽいパンツと、スクエアなトゥのイタリアっぽいデザインの革靴を合わせてました。
白髪がかっこいい。
自分の顔を四角と言ってたけど、ボクは昔から丸いと思ってました。(笑)
さて、セットリストは以下の通りです。

  1. 第三の男
    • 京都、東京のセットリストをチェックしていたので、てっきり「ろっかまいべいびい」で始まるのかと思いきや、メンバー登場して無言で始めたのが有名なインストルメンツのこの曲。
    • 思えば高田漣の演奏するペダルスチールギターにピッタリじゃないですか。しかも、先日立教大学で行われた細野さんの講演では、ギターで「第三の男」をつま弾いたりしたとのことで、それが伏線だったのではないかという話です。
  2. ろっかばいまいべいびい
    • 細野さんの唄うこの歌がボクは大好きです。優しげなメロディとあの歌声。のっけからしびれました。
  3. 暗闇坂むささび変化
  4. 僕は一寸
  5. ロータス・ラブ
    • YMOの懐かしいナンバーですが、これをアコースティックな編成でリアレンジした演奏。この演奏聴きながらボクはまるで夢の中に落ちていくような心地でした。
  6. モーガンブギ
    • これはアニメ用に書き下ろした新曲だそうですが、スウィングブギというのか、お得意のニュー・オリンズスタイルでノリのいい雰囲気に。
  7. Pom Pom蒸気
  8. ハイヒールスニーカーズ
    • ここまで細野さんの緩くて抜群の間のトークを挟みながら、お茶を時々啜りながら進んできたのですが、なんとここで10分間の休憩を挟むという緩さ。なんと言っても断固として盛り上がらないなんて言い張ってましたから(笑)。
  9. 香港ブルース
  10. ブラックピーナッツ
    • ここから細野さんが昔から、そして今も心惹かれるというカリプソナンバー。細野さんのトロピカルが炸裂です。
  11. チャタヌガ・チュー・チュー
  12. ハリケンドロシー
  13. しんしんしん
  14. 夏なんです
    • ここら辺からいよいよステージも佳境に入って、名曲中の名曲が怒濤のように押し寄せてきます。
  15. 終りの季節
  16. はらいそ
    • 最後の締めは未だに憧れて止まないというパラダイス願望を唄った名曲「はらいそ」。ここでメンバーは一端袖へ引っ込み、ここでひとまずステージは終了します。
    そしてここからアンコール
  17. 風をあつめて
    • 九段会館京都大学西部講堂と、どうも間違ってしまうという曰く付きの歌。しかしこの日の演奏はバッチリ。間違えなくてよかったと、細野さんも自ら喜ぶできでした。聴く方としてはこのライブは間違いすらも楽しいものだったのですが。共有しているその時間と空間自体がね。
    • そういえば、「終わりの季節」だったかなぁ。テンポが分からなくなって何度かやり直しましたっけ。それも楽しみながら見守るオーディエンスとの間に流れる温かい空気。もう最高のライブでしたよ。
  18. しあわせハッピー
    • 忌野清志郎作詞、細野晴臣作曲で坂本冬美に提供され、奇しくもHISの再演となった「しあわせハッピー」を東京シャイネスバージョンで。
    • ここで会場内はパタリロ音頭のような手拍子で盛り上がりました。やればやるほど盛り下がるのがこのバンドだなんておっしゃってましたが、何が何が。(笑)
    ここまでですでに18曲。細野さん、ガンバレーとの声援に頑張らないと応えつつも、頑張ってるよ。 一応これで演目は終了。 しかしさすが若くて瞬発力があるAvvocatoさんが会場で一番早くスタンディングオベーション。 ボクもつられてスタンディングオベーション。すると次から次に立ち上がって場内一斉にスタンディングオベーション。 そして再びメンバー登場で、演奏したのが……
  19. STELLA
    • そう、スケッチショーの美しい名曲「STELLA」をアコースティックアレンジで。もう、夢なら覚めないで欲しいと、願ってしまうような美しい演奏。いいバンドです。最後の最後を飾るにふさわしい雰囲気の演奏。もうホントありがとうと言いたくなる、素晴らしい夜でした。