折れたマフラー

実は以前、通勤中に何となく車の調子が良いような気がして、具体的には気持ちトルク感が上がったような、そんな風に感じたことがありました。
その日は高速道路に乗っての出勤だったのですが、高速を降りてからなんだか後方でガラガラ異音がするので、コンビニの駐車場でちょっとチェックしてみたところ、排気管がマフラーの後ろでホーシングを跨ぐところ辺りからポッキリ折れていました。
それがブラブラして結果的にガラガラと音を立てていたようです。
排気管って一般的に長ければ高回転向き、短ければトルク重視になるんですけど、調子よく感じたのが折れたせいなのか、それとも単に気のせいだったのかは分かりませんが、実際に折れたマフラーで調子が良く感じる人は結構いるそうです。
友人の整備工場に持って行ったところ、他の部分はきれいなもので、通常自然にそこが錆びたり何らかの力が加わったりして折れるようなところではないとのこと。
うちは駐車場が徒歩3〜5分ほどのところにあって目が届かないので、いたずらされても分からないところ。
どうもその不自然な折れ方からすると、誰かのいたずらの可能性が高いようです。
車検が近づいていてしょうがないのでマフラーを注文していたのですが、今日入荷したとのことで、午後から車検の準備もかねて友達のところへ行ってきました。
午後は車検の準備のためにオフにしていたので、簡単な整備をしてもらいながら(車検は基本的にいつも自分でラインを通すことにしてます)、昔話をしてました。
すると、また古い知り合いがやって来て、ますます昔話に花が咲き、結局7時前まで話し込んでしまったのですが、ウェブ関係の仕事をしている知り合いから、めんどくさい仕事を回してもいいかという話をされ、自分というのは旨味のない面倒くさいお鉢が回って来やすいたちだなぁなんてつくづく思いました。
元々今の仕事だって専門だったわけではなく、仕事がないから何となく来た話を請け負ってるうちにあれこれやるようになって、もはや自分が何屋なんだかよく分からなくなってきました。
しかも大概ボクに回ってくるのは手間の割にそれほど儲けにならない仕事(笑)。
まぁ、あまり金儲けに関心がない(かといって上がりの少ない仕事が好きな訳でもないのですが)性格なので、世の中そういう人にはそれなりの仕事しか来ないってことでしょうか。
サラリーマンなんて全く性分に合わないいい加減な人間だし、かといって何か一芸に秀でているわけでもなく、我ながらまったく適当なもんだから仕方ないのですが。
自分のやりたいことを追いかけてしっかりと実現させている人って立派ですよね。
何をやるにも中途半端な自分じゃ、一生かかっても何一つものにできないよう気がします。
このまま中途半端道をあっちへフラフラこっちへフラフラしながら行くんだろうなぁ。