おやおや

いやはや。
公園にパソコンを廃棄した逗子市議会議員がいて、警察はデータ復旧ソフトを使って犯人を突き止めたんだそうです。
ハードディスク内のデータをいちいち拾って行ったのか、ご苦労なことで。


ハードディスクのデータを消すには一般的に、論理フォーマットと物理フォーマットという2種類が知られています。
普通ハードディスクをフォーマットしてデータを消した状態って言うのは、実はコンピュータ上でデータは空ですよと認識させているだけ。
物理的にはハードディスク上のデータが消えた訳ではありません。
だから専用のソフトを使えばデータは復活させられます。
一方物理フォーマットというのは、ハードディスク全域のセクタ情報を書き換えるので、通常復旧はほぼ不可能と考えられます。
論理フォーマットで証拠を隠滅したと考えるほどの浅知恵だから不法投棄したりするんでしょうね。
ニュースソースはこちらでした。
件の市議は、選挙公報に「平和と環境を守りさわやかな街へ」と書いていたんだそうで、とんだオチが付いちゃいましたな。