DAWのスゝメ

昨日は強い台風13号がやってきましたが、竜巻で電車がひっくり返ったり、家屋が壊れたり、スーパーやホテルのガラスが割れちゃったりと、場所によっては結構な被害が出た模様ですね。
残念なことに死者も出たんだとか。
うちの近所ではせいぜい停電程度で特に被害が出た様子はありませんが、被害にあった皆さんは大変でしたね。
お見舞い申し上げます。


さて今回は趣向を変えて、DAWを気軽に楽しんでみたいという方のために情報提供を。
マックにはガレバンがありますが、ウィンドウズの場合はDAW用の高価なソフトを購入しないとそれなりの多重録音はできないと、多くの方は思われるかもしれません。
ところが、こんなありがたいソフトがあるんですよ。
貧乏人(それはボクぐらいかもしれませんが)でも、十分に高機能なDAW環境を手にすることが出来ます。
ただし、それなりにメモリーは積んでおいた方がいいと思いますが。
このソフト、もちろんMIDIにもAUDIOにも対応。
しかもASIOドライバ対応なので、対応オーディオデバイスならば、レイテンシ(標準のオーディオドライバだと処理に時間がかかるので遅延が生じます)を気にせずに録音再生可能。
そんなオーディオデバイス買う余裕はないという方でも大丈夫です。
実はパソコンにインストールされている標準のオーディオデバイスをASIO対応にしてしまう凄くありがたいASIO4ALLというフリードライバがあるんです。
しかもオープンソースVST、VSTiプラグインにも対応しているので、ネット上にゴロゴロしてるフリーのソフトウェアシンセやエフェクタを使えます。
スペック上高級アプリケーションとまったく遜色ないのにフリー版まであるんですから凄いですねぇ。
これがいわゆる昔で言うマルチトラックレコーダーとシークェンサー、及びシンセ音源にあたります。
これに加えて、最近では創作に欠かせないサンプリング音源やループ素材といったものも、ネット上にフリーで公開されてます。
たとえば、Sound Fontという形式のものや、Rex Fileという形式のものなどはフリーでもかなり充実していて、探せば使えるものが山ほど公開されています。
ボクはそういうものも結構利用しています。
DAW環境がないからとあきらめておいでの方。
お金をかけずとも、ボク程度のことならばできますし、センスのある人ならちゃんとしたこともできますよ。
せいぜいマイク(SM57か58辺り)でも買えばデモ音源作り程度は十分こなせるのではないでしょうか。
ピアノやストリングスなどはそれなりにお金を掛けないと場合によってはちゃんと鳴ってくれないかもしれませんが、オケの中ではこれが意外にフリーの音源でもリアルに鳴ってくれたりしますから、ケースバイケースですね。
今日は企業秘密というほど大げさなものではないですが(やってる人にとっては常識かもしれませんね)、ちょっとした種明かしを。
プロジェクトの活性化にもしかして役立たないかと思ったりして情報公開してみましたが、いかがでしょう。