にほひ

宮崎県発注の橋梁(きょうりょう)設計業務を巡る官製談合事件が世間を騒がせているようですね。
事件に関与している地元の会社は、何年か前まで叔父が役員を務めていた会社です。
変な正義感とうっかり弱いものの見方になってしまう家系の血をしっかりと受け継いでいて、何年か前に叔父は月何百万だかの給料を捨てて会社を辞めて別のちっちゃな会社に移ったのでした。
詳しくは知りませんが、橋梁の設計技師として珍しい資格を持っているらしく、最近その元いた会社から戻って欲しいと話があったそうなのですが、やはりお金の問題ではないと言うことでその話は蹴ったそうです。
もし、その話を受けて戻っていたら叔父が代表して警察に引っ張られたかもしれなかったねという話。
金に目がくらんでまた戻らなくてよかったですね。


さて、ボクは時々凄くグルメだと思われることがあります。
実はちっともそんなことはないのですが、ただ、昔から普通の人よりかなり鼻が利くというのはあるようです。
香りと味覚はかなり密接に関係しているようで、お陰でちょっとした違いに気がつくことが時々あります。
多分その所為でグルメだなんて印象を与えることがあるのでしょうけど、ボク自身はきわめて安い舌の持ち主です。
インスタント食品も好きだし、ファストフードも好きだし、ファミレスも好きだし。
なのでグルメなどとは思わないで欲しいのですがね。
鼻が利くといえば、調香師とかは適職だろうなぁと、若い頃気づいていれば目指していたかもしれませんね。
ただ、香りの好みは人とちょっと違うかもしれませんが。
ボクの周囲でもブランドもののコロンを使う人が結構いますけど、わりと苦手なものが多いです。
また、田舎だからかもしれませんが、つけすぎる人がいるんですよね。
人より鼻が利くので気分が悪くなります。
車には絶対カーコロンは使いませんし。
この頃はたまにしか使いませんが、若い頃からコロンは変えて無くて、オーデコロンの元祖である4711Portugal(この辺り、実にコンサバティヴですね)をずっと愛用してます。
ちなみに、ケルンで発明されたのでオーデコロンとはケルンの水という意味だそうですね。
コロンなんて使うようになったのは社会に出てからですが、気に入って使ってたこのコロン、実は親が若い頃に愛用していたものと同じだと知ってビックリしたものです。
香りの好みっていうのも、意外と遺伝するものなんですかね。
血は争えないとよく言いますが、何か奇妙な感じがしました。
嬉しい気持ちはしませんでしたね、なぜか(笑)。