Talking Modulator

さて、曲が行き詰まったので一旦寝かせることにしました。
楽器を生っぽく作ったら初音ミクじゃぁ全然合わないオケになってしまったので、これはまた別のものとして仕上げようと思います。
やはりピコピコしたテクノポップサウンドに合いそうですね。
それとやはりAutotune系のピッチコレクションエフェクトとの相性が抜群。
今晩はそれで遊んでました。
必死でロボ臭さを消そうとパラメーターをあれこれいじくっていたのが馬鹿らしくなりますよ。
敢えてロボっぽくするんだからそりゃこのソフトにしてみれば得意中の得意。
今回はサウンド先行ではなく初音ミクに唄わせてみてから始めてみようと思ったら、キーがBメジャーになってました。
黒鍵ばっかりでややこしい……(汗)。


それにしても例のケロリ声はやはり個人的にかなり好きみたいです。
元々はこの手の声ってギターなどで使われていたトーキングモジュレーターで得られる効果と似ているんです。
Zappなんかがよく使っていて、ボクはそれが気持ちよくて好きになったのですが、こんなのです。

管加えてロボ声出してるヤツです。
これはシンセで演奏した音をチューブを介して口の中で鳴らしてます。
で、その音をマイクで拾っているのですが、そうすると口の動きで音色が変化して、あたかもシンセとも人声ともつかないような不思議なケロリ声になるわけです。
あ、ちなみに音階はキーボードの演奏で付けて、口はその形だけを使っていることになります。
そう言えば、YMOテクノポリスのあれ。
一般にヴォコーダーとされてます(ライブではヴォコーダーを実際使ってましたね)が、実はレコーディングではトーキングモジュレーターを使って「TOKIO」とやったとどこかで読んだ(いや、エンジニアの方がラジオで言ってたのだったかも)ことがあります。
確かにその方がしっくり来る音なんですよね。
Autotuneの効果はこれとちょっと似てる気がします。
だから好きなのかも。