続耳すま、そしてお知らせ

どうも何かが引っかかってて、結局夜「耳をすませば」のDVDを借りて最初から観てみた。
昨日は後半半分くらいしか観てなかったし。
まぁ、何とも酸っぱくて気恥ずかしい感じはしたのだけど、アニメーションとして素晴らしい。
例えばドアの開け閉めとか、ちょっとした仕草とか表情の動きなど、ディティールが本当によく熟慮されて描写されているので違和感なく入り込めるし、舞台となっている高台が効果的に描かれていて、その高低差の描写が実に素晴らしくて印象的。
こんなに縦の立体感や動きを感じたアニメは初めてだなぁというところが多分一番引っかかった所なんじゃなかろうかな。
最初はふるさとってよく分からないと言っていた主人公。
しかし坂道でドラマが進展して行って、最後はやはりその高台から見下ろした風景で完成版のカントリーロードが流れる。
結局この風景が主人公にとってのふるさとの象徴となったのだなというエンディング。
そこの描写に力が入るのもっともなことか。
あと、出てくる大人がかっこよすぎるね。
それに比べて杉村ったらもうダメ男すぎて逆に好きかも。


あ、ところで急な話なのですが、仕事の都合で取りあえず1,2年、関東に住むことになりそうです。
まだ本決まりじゃないのですが、8割方そういうことになりそうです。
個人的には宮崎が気に入ってるし、今さらこの歳でってのも田舎者にはしんどいんじゃないかと、若干憂鬱な気持ちなのですが。