歩くなら前を向け

最近、NHKの例のサンストアーカイブで、にわかにサンスト世代界隈が賑わしくなっていますだ。
便乗してその手のコミュに顔を出したりなんかしていたら、うっかり日記を書くの忘れるところでした。
しかし歳を取ってきて、過去を振り返っては懐かしがってばかり、というようなことになると面白くありません。
古い音楽だけを聴いて一生暮らしていくのも、自分のようなタイプの人間には不向き。
音楽は過去の蓄積をいかに継承していくかというのも重要なテーマの一つだという気がします。
新しい音楽は、過去の膨大な蓄積の上に成り立っていると思うから。
もちろん、中には突然文脈と関係なく出てくる音楽もたまにあって、それはそれで魅力なのだけども。


自分の日記の界隈の人たちは、なんだかもの凄い音楽マニアが多くてそういうことはないのだけれど、音楽好きという人たちの輪の中に入ってみると、しばしば共通言語の違いを強く感じてしまいます。
例えばの話だけど、音楽の系統樹に気づいている人は、あるフレーズがどこからの引用で、そこに必然性があって存在しているということが分かっていたり。
そういう人の中にいて音楽の話を聞くことは素晴らしい講義を聴くようなもの。
そういう場所にいられたら楽しいなぁ。(端から教わることしか考えてないw)