コンビニ

遅番の今日、仕事を終えて帰る頃には昼間の賑々しさはどこへやら、駐輪場には人っ子一人いなくなっており、冷え冷えとした空気に歓迎されるでもなくマイ自転車へ。
解錠してハンドルに両手をかけると、前のカゴにコンビニのビニール袋に入った弁当の食べがらとご丁寧にお茶の空き缶。
何処のどなたか存じませぬが、どうせ入れるのなら食べる前のものを気前よく入れておいておくんなまし。
自分で食べてもいない弁当がらを、わざわざその袋のコンビニ店に立ち寄って捨てて帰るのは、なんとも切ない心持ちにさせられるものなのさ。